夏休み始まって2日目の7月20日(日)、外は東京都青梅市でも33度の暑さ。
2025年7月の参加者は累計42名
午前22名, 午後6名, 保護者8名, メンター6名の計42名。過ごしやすい会場でプログラミングを楽しみました。今月も初めて2名が参加してくれました。
前回から加わった新しいメンターの春山さん、西村さんは既にベテランの活動力でCoderDojo青梅を盛り上げてくれます。

午前ワークショップ(初級・中級プログラミング)
今月の共通テーマは「石鹸工場のパイプライン・バブル(泡)」をみんなで遊びました。
老朽化してヒビの入ったパイプから漏れ出てシャボン玉が大量発生。ちょうちょがシャボン玉から逃げる。逃げるけれど、シャボン玉に触れちゃったら、包まれて空に飛んで行っちゃうというゲームを作る。アニメーションの初級コードと、触れたシャボン玉のX,Yと同じ座標にちょうちょが移動する上級ロジックが混ざっています。最初は難しいかもしれないけれど、何度もコード作成を体験すると、きっとプログラミングが好きになって得意になります。いろんなアイディアが湧くゲームだったので子どもたちの工夫が楽しいです。

みんなで共通テーマのグループは、メンターが制作したコードサンプルを見ながら作品をつくります。今月は、クイズ形式でプログラミングコードを考えてみました。

初めて参加する人は、Scratchの操作から覚える入門コースを併設しています。PCが初めてでもマウスの操作から丁寧に教えてくれます。

30-40分くらい一緒にプログラミングして、残り時間は改造タイム。アイディアと経験で、楽しい作品が次々と生まれます。

わからないところは、メンターと一緒に考えて困難を乗り越えます。たくさんの成功体験を得られるとてもよい機会です。

Scratch作品の発表会
最後の30分で、みんながつくった作品をセッション形式で発表します。作品の説明と楽しかったところ、難しかったところを発表してくれました。同じテーマでも、みんなが異なるアレンジをしてくれるので発表が楽しいです。シャボン玉は虹色では?という質問にその場で数秒でカラフルなシャボン玉に買えるライブ・コーディングもやってくれた、すごい。



午後の部 ラズパイ&電子工作
今月から画像認識AIをスタートします。動画を分析してラズタンクを自動運転するプロジェクトです。
教材はこちら Pythonコード例:https://funnygeekjp.com/mnt/2841/

実現したいこと
•ラズタンクのカメラが、赤いボールを認識する
•赤いボールに向かって自動で進む
•赤いボールの位置が変わると、進む方向が変わる
最終的には
•赤いボールを持ち上げて、自分の基地に持ち帰る。とか
•地面に記された赤い目印にそって、ラズタンクが進む。とか
•誰が最初に赤いフラッグをゲットする。とか
開発の進め方
•pythonコードを複製する
•赤色を認識して、丸印でマーキングする
•自分のラズパイGPIOで、コードを修正する
•自動運転できるように、コードを改造する
久しぶりのPythonコード研究。ラズパイOSログインやOSバージョン違い他によるトラブルも続発。トラブルシューティングに時間とられて厳しかったぁ。

西村メンターによる3Dプリンター・デモでは、ラズタンクのカメラ用ケースを印刷しています。ラズタンクのサーボモーターで何か動かすものを考えてもいいかも

次回はもっと簡単なpythonコードにします。