第121~122回 黒ねこ危機一発とNode-RED

夏休み・お盆連休の日曜日、8月10日(日)に開催。

今月は発表ラッシュ!8月は少人数でも大盛り上がりの31名

2025年8月のCoderDojo青梅は、いつもの半分ほどの参加人数だけど、積極的なScratchの発表でプログラミングを楽しみました。累計31名

  • 午前の部:13名
  • 午後の部:5名
  • 保護者・家族:7名
  • メンター:4名
  • 見学:2名

見学に来てくれたのは青梅市のフリースクールで理科実験のボランティアをされている黒澤さんと、CoderDojoさいたまの岡嶋さん。岡嶋さんにはお昼休みに micro:bit の作品を見せていただきました。子どもたちにも見せられたらよかったのですが、今月はなんとほぼ全員が作品を発表してくれたため、発表タイム30分を超える盛況ぶり。時間が足りないほど楽しい発表ばかりでした。

午前ワークショップ(初級・中級プログラミング)

今月の共通テーマは「黒ねこ危機一発」。海賊の黒ネコが捕まってタルに閉じ込められている。どれかひとつだけ助けることができる鍵穴がある。鍵穴を見つけて、助けよう!
黒ひげのゲームがあるが、剣を刺して海賊が飛び出たら「負け」というのは昭和ルールで、令和世代は助けたのだから「勝ち」というルールに変わった。これを知っていたのは、なんと子ども十三人のうちひとりだけだった!

小学3年生から中学1年生まで、年齢差は大きいけれど、スキルの差もあるけれど、みんな一緒の共通テーマに取り組みます。少しゆっくりだけど、できる子も一緒に楽しんでくれます。

今月のテクニックは、クローンされた鍵穴にそれぞれ異なる番号を付与する方法。変数をつくるときに「このスプライトのみ」を選ぶこと。4月にやった「あみだくじ」の当たりを選ぶのと同じテクニックに気付いた人もいました。

ひと通り、基本のレクチャーが終わったら、改造タイム。そして最後の30分は発表会です。

ボカシをしているのは残念ですが、子供たちが発表する様子はとても頼もしく、周りの人を元気にしてくれる。そんな笑顔をみせたい!けどモザイク。ホントにみんなが元気になります。

作品の数だけ楽しい違いがある。会場にいるメンターが順番に数字を言って、当たりを探す大会が始まったり、

「黒ねこ危機一発」は当たったとき罰ゲームじゃないので、冷蔵庫にケーキが一個しかないときに使うとかアイディアを練ったり、

自分でテーマを決めてつくるひとは、プラットフォーマー改造やアニメーションマンガをつくったりと、みんなで楽しく過ごせます。

午後の部 ラズパイ&電子工作

今月は Node-RED での開発を学習しました。Node-REDで「お天気アプリ」を開発、現時点の東京の天気、温度、風速をアプリに表示します。
お天気データは、無料で使えて、アカウント登録が不要な、いつでも使える Open-Meteo API を使いました。

西村メンターが、Windowsパソコンに接続したUSBゲームコントローラーでラズタンクの操作をデモしてくれました。めちゃめちゃレスポンスがいいので、今年の開発テーマにしようか本気で検討しています。
さて、今月参加できなかった人に はじめてのNode-RED 手順書を記載したので挑戦してほしい。

次回9月も三連休の真ん中、9/14(日)です。参加者増えるかなー、待ってます。