第6回オンライン開催「スクラッチアートと自動運転」

本日のScratchテーマは「スクラッチアートと自動運転」を作ってみるよ

ニンジャ3家族と作品制作するメンター3名が参加してくれました。Scratchじゃない方の「スクラッチアート」を使っためいろを自動脱出する自動運転アルゴリズムをみんなで体験しました。最終成果物は伝えずに、最初はたくさんの同じプログラムを組んで苦労しておき、次に自動化するためのアルゴリズムでプログラムで組んでみて、「おおー、こんな簡単にできるんだ」という体験をしました。では、その模様を以下にお伝えします。

本日の流れ

  • 1. スクラッチアートを描く
  • 2. 自動運転(手動でプログラミング)
  • 3. 自動運転(自動化アルゴリズム)

前半のワークショップ

前半でやること(じゅんび)

スクラッチアートとは?

クレヨンを使って、カラフルな模様を書いたその上から真っ黒に塗りつぶして、つまようじ等をつかってカリカリと模様を描くやつですね。これをScratchで描く。

スクラッチアート

(1)ステージ

ステージ(背景)に、筆の太さ[100]で、様々な色使いで好きな模様を描きます。デタラメでもいいし、水玉とか、何でもいいです。

スクラッチアート

(2)スプライト(めいろを描く)

最初にある「ネコ」のスプライトは消して、新しく自分で描くスプライトを追加します。

先ほどの筆の太さ[100]のまま画面全体を黒色で埋めてください。次に、消しゴムの太さ[100]で迷路を描きます。迷路は太めの方が良いです。

スクラッチアート

確認

もしも、迷路の枠(スプライト)とステージ(背景)がズレてしまう場合は、スプライトのX座標、Y座標がステージの真ん中にくるように設定しよう。

スクラッチアート

ワークショップの時間

メンター「それでは作業を始めてください。完成したら作品を見せてくださいね。操作が分からない場合はメンターに聞いてください。」

スクラッチアート

(3)スプライト(手動でプログラミングする)

迷路のスタートからゴールまで移動するプログラムを作ります。空からながめるのでスプライトは「人の、上から見たやつ」がいいですね。

迷路の太さに合わせたいので、スプライトの大きさは[30]に設定します。

スタート地点を決めて、旗を押したら「人」が進み、曲がって、進み、曲がって、を繰り返してゴールを目指しましょう。

スクラッチアート

ワークショップの時間

メンター「それでは作業を始めてください。完成したら、自動運転するアニメーションを発表してください。」

スクラッチアート

後半のワークショップ

メンター「次に、新しい迷路を描いて、もう一度、自動運転するアニメーションを作って。と言ったら大変かなぁ。では、AIみたいに本当の自動化プログラミングをやってみようか。」

後半でやること(自動化プログラミング)

(4)センサーを作る

スプライトの前方向に「赤色のセンサー(左)」と「青色のセンサー(右)」を描きます。枠線は無しです。

後半でやること(自動化プログラミング)

もし、赤色のセンサーが黒色の壁に触れたら、人の向きを変えたいです。右回転と左回転のどっちを選べばいいかな。

もし、青色のセンサーが黒色の壁に触れたら、今度はどっちを選べばいいかな。

後半でやること(自動化プログラミング)

(5)センサーのプログラムを作る

旗が押されたら、スプライト「人」をスタート地点に移動して、大きさを[30]にして、ずっと[4]歩動かします。

もし「赤色」が「黒色」に触れたら向きを変えます。同じように「青色」のプログラムも考えてみてください。

後半でやること(自動化プログラミング)

ヒント

●もしかすると「人」が「壁」に重なっているかもしれないのでxxxxします。

●もしかすると「いつも同じ角度」なので、ずうっと右にも左にも進めない場合があるかもしれないのでxxxxします。

後半でやること(自動化プログラミング)

ワークショップの時間

メンター「それでは作業を始めてください。完成したら、自分で進む方向を考えるアニメーションを発表してください。」

メンター「早く終わった人は、自分でアイディアを考えて改造してみてください。」

後半でやること(自動化プログラミング)

メンターの作品例

後半でやること(自動化プログラミング)

おまけ(どんな動きになるかな?)

自分自身のクローンを作ってみようか。

後半でやること(自動化プログラミング)

また次回も楽しみにしていまーす

後半でやること(自動化プログラミング)

CoderDojo青梅スタジオ

https://scratch.mit.edu/studios/28778405/