CoderDojo青梅 2024年の一年を振り返る

第95, 96回 2024年最後のCoderDojo青梅
「プログラミングを遊んで学ぼう」がテーマの青梅Dojo、今年もたくさんのニンジャ・保護者家族に参加いただきました。ありがとうございます。

2024年の累計参加者は699名✨

オンライン22名、会場参加ニンジャ436名、保護者家族158名、メンター83名、合計699名。今年はオンラインも再開してイベントは34回開催しました。
この人数なのでメンターの献身的なボランティア活動がないととても開催を維持できませんので、メンターの皆様にとっても感謝しています。
2021年から開催したCoderDojoはあと4回で100回記念を迎えます。最多数参加ニンジャは65回、追って55回, 51回と継続的に参加してくれるニンジャがいるから今日まで続けることができました。ニンジャの皆様や保護者にも感謝しています。さあ、来年は100回記念を目指して何か企画しよう!

CoderDojo青梅のイベント6つ

#1. 親子で学ぶ、プログラミング未経験者編

はじめてCoderDojo青梅に参加する人は、メンターとマンツーマンでScratchの基本的な使い方を教えます。できれば保護者も一緒に参加していただき、子どもたちと一緒にプログラミングの楽しさを体験していただきます。持ち込めるPCが無くても大丈夫、毎月最大2台の未経験者用貸出PCを用意しています。

#2. プログラミング初級・中級編

2回目以降のScratchプログラミングはみんなで同じテーマを遊ぶ初級コースと、自分で作品テーマを決めて遊びながらプログラミングを学ぶ中級コースの2つから選びます。イベントの最後30分間は作品発表会です。何度も積極的に発表してくれるニンジャは説明も上手です。はじめての発表でもみんなと同じように説明することで自信がつくようになります。保護者・家族にも積極的に参加していただくことを推奨しています。保護者がITに得意じゃないほうが、ニンジャたちが保護者に教えてくれることでもっとプログラミングが得意になります。

#3. 午後のイベントはRaspberry Pi(ラズベリーパイ)と電子工作

本格的なリモート操作ができるロボット開発をしています。小学6年生から参加できます。
最初はLinuxコマンド、CLIアプリはPython、WEBアプリはJavaScriptとNode-REDサーバーで開発します。今年は先に進んでいるニンジャは、音声合成スピーカーや障害物回避するための赤外線センサーの機能拡張にも挑戦しました。音楽が流れながら走行するラズタンクはかわいいです。

#4. オンライン青梅Dojoも再開

会場に通うことが困難な遠方のニンジャやもっと遊びたいニンジャ向けには、別の日にオンラインも開催。
偶数月はScratchプログラミング、そして奇数月にはJava版マイクラの回としています。

#5. CoderDojo青梅の教材サイト

ラズタンクの開発は青梅Dojoのメンターとニンジャのための Ninja’s Works <https://funnygeekjp.com/mnt/> の教材を参考に自分のペースで開発に取り組みます。誰でもアクセスすることは可能ですが、投稿できるのはCoderDojo青梅のメンターとニンジャだけです。

#6. 教材開発プロジェクトでCoderDojo青梅の教材を製本

小中学生に教えるひと向けScratchプログラミング📓をメンターの皆で執筆しました。5人で共同執筆する体験ができました。せっかくなので Amazon Kindleで製本できるようにできました。

以上、1年間の振り返りでした。続いて12月の開催報告です↓


第95, 96回 2024年最後のCoderDojo青梅

と思ったけれど、今年最後じゃなくて来週もCoderDojo青梅オンラインがありました。

12月のCoderDojo青梅、参加者は56名

今月は8名欠席。参加してくれたニンジャは午前25、午後7名、保護者・家族15名、メンター6名、あと来週のオンライン3名で合計56名の予定

午前ワークショップ(プログラミング初級・中級)

今月のテーマは、スリザリオ風イモムシです。共通のベース作りを30分、残り45分間は改造タイムです。みなさん、それぞれの好きな改造をして素敵な作品をつくっています。

午前の作品発表

今日つくった作品を子どもたちが発表します。どんな作品なのか、どんなところを工夫したのか、マイクがあるのでみんなに聞こえるように発表できます。

今日はお昼休みに、Micro:bit(マイクロビット)を2つ使ってBluetoothリモコン操作ができるメカナムホイールのお試し走行も発表してくれました!

そしてScratchプログラミングは、自分と敵の2つだけだったシンプルなイモムシが、ニンジャの発想の違いで、とってもカラフルなイモムシや楽しい作品に仕上がりました!
自分のイモムシがグーで、ちょきにあたると勝つことができて、パーにあたると負けるというアイディアはとっても面白いです。

午後のワークショップ(ラズパイ、電子工作)

3月のラズタンク大会(青梅カップ競技会)を目指して、完成を急ぎます。今年の夏から参加している新規ラズタンク開発者は今日、ついにリモート操作でカメラ映像と前後左右移動に成功したようです。
ずっと前から参加している開発者は、Pythonコードによるキー操作でしたが、今年はNode-REDでダッシュボード画面での操作ができるようにJavaScriptで作っています。フロントWEBアプリとNode-REDのサーバーサイドアプリの2つを駆使するのが上級過ぎて完成が危うい状態。故障が多発していて開発の進捗が遅れ気味なので、電子工作とラズパイに詳しいメンター3名が総動員で整備しています💦

ね、ね、本格的な開発風景ですよね。

ラズタンク大会(青梅カップ競技会)のルール

ニンジャの皆さんと一緒に決めた今年度の大会ルールです。3月まであと2回しかありません。みんなー、冬休みがんばってくれー。

みなさん、良いお年を